歯医者さんの治療って何をされているか分からない… 患者さんとの会話を大切にする…

僕は、一般家庭の出身だ。

学生時代は、大学&大学院を奨学金とアルバイトで過ごした。

その時、様々な仕事を経験したり、他業種の人たちと出会えた。

当時の経験と出会いは、今の僕の財産だ。

 

そんな時によく聞いたのが、

歯医者さんで、どんな治療をされているか分からない!

だった。

僕自身も歯医者は苦手だった。

昔は、先生からされるままに治療されていた経験がある。

 

そこで開業したら、どういう治療をしているのか、次回どういう治療をするのかをきちんと伝える歯科医院にしようと決めていた。

これは2005年の開業時から続けている。

そして説明に利用するため、術前、必要に応じて術中、術後の写真を撮るようにしている。

 

すぐに説明出来るように、九州ではいち早くメディア社のビジュアルマックスを導入した。

撮影後、すぐにPCに取り込み、治療直後に説明できるようにした。

 

また今年の春の移転時に、マイクロスコープpico MORAを3機体制にすると共に、マイクロスコープ下の動画を撮影し、それを治療直後にそれを見せる事ができるカリーナシステム社のDVP2を導入した。

歯科医師、歯科衛生士目線の動画をすぐに見せる事が出来るので、患者さん達からは、どんな風に治療されているか分かるので、とても良いと評価を得ている。

院内研修や、講演などに活かせるので、導入してとても良かったと思っている。

 

治療方針を決めていく上でも、患者さんの声をしっかり聞くようにしている。

それは僕だけでなく、スタッフ全員で心がけている。

治療には、メリット、デメリットが必ずある。

それらを1つ1つ説明して、その患者さんの要望に沿うような提案を心がけている。

 

少ない治療本数の場合は、スタッフ達に任せているが、全顎に渡る治療の場合は、歯科医師の僕自ら説明している。

それは、もしも自分が癌になり治療の説明を受ける時、主治医の説明を受けたいと考えているからだ。

ただ診療中に、それを行うのはとても難しい。

それで悩んでいた時期があったが、今は解消している。

 

その詳細に関して、10月30日に東京国際フォーラムにて講演させて頂く。

SETO講演会

文書では伝えられない内容を講演会にて話をさせて頂く。

お時間がある先生で、ちょっと聞いてみようと思われたら、お待ちしております。

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昨夜は遅かったので、今日は早く寝ます。

明日も皆様と共に、良い1日でありますように!