島の歯医者 川口悟史の歯の話『甘いものが好きなあなたへ』

皆さんこんにちは😄

島の歯医者 川口です。

先週は暖かい日が続きましたが、今日は北風が強く感じ少し肌寒かったです。🍃

皆さんも体調管理気をつけてください。

今日はお昼休みにスタッフの誕生日会があり🎉、ケーキをみんなで頂きました🍰

生月島の神戸屋さんのケーキ美味しかったです😋

本日は甘くて美味しいケーキを食べたので、

食事と虫歯の関係についてお話しします。

少し前に書かせて頂いた、以前のブログで

虫歯の原因菌が酸性の環境を好み、酸を産生する

酸によって歯が溶けること(脱灰)

ことをお話ししました。

そのお話の続きになります。

虫歯(う蝕)の原因菌はどうやって酸を作っているのでしょうか?

虫歯菌が酸を産生するには原料が必要です。

それは 「甘いもの」だと思われていますが、それだけではありません。

「糖質(発酵性炭水化物)」と呼ばれます。

炭水化物のうち、食物繊維を除いたものです。

砂糖もそうですが、お米やパン、糖を含む飲み物も当てはまります。

例えば、お米などの炭水化物を食べれば、歯の表面に付着する菌から酸が生産されることになります。

しかし、甘いものをたくさん食べたからといって、虫歯ができるわけではありません。

虫歯は色々な要因がたくさん重なってできる病気です。

色々な要因のうちの一つが、お口に入る食べ物・飲み物になります。

では食事に関してどう気をつけたらよいのでしょうか?

甘いものの量を減らすよりも、摂る回数や口の中に停滞する時間に注意する必要があります。

つまり、だらだら間食をしたり、寝る前に炭水化物を口にしてそのまま寝てしまうと虫歯菌が酸を生産する時間が増え、お口の中が酸性になり歯が溶ける(脱灰)ことになります。

虫歯ができやすい人の食生活を詳しく聞くと、飴を舐める習慣があったり、運動をする時にスポーツドリンクを飲む習慣があることが多いです。

また、キシリトールなどの代用甘味料は虫歯菌によって取り込むことができないため、虫歯のリスクが高い方、甘いものを習慣的に摂られる方は代用されても良いと思います。

今日はケーキ🎂(特大)を食べれたので、甘いもののお話でした。

これからもよろしくお願いします。

〜私たちが受けたい歯科医療をそのまま患者さんに提案します〜