島の歯医者 川口悟史の歯の話『好きな食事をいつまでも』

こんにちは😄

島の歯医者の川口です。

今週は気温も下がり、風が冷たく感じます🍃

ストーブやコタツを出して冬支度をしたご家庭も多いのではないでしょうか?🍊

今週のブログですが、

厚生労働省は、平成29年「国民健康・栄養調査」の結果の概要を発表しました。

「国民健康・栄養調査」では、無作為に選ばれた人が調査の項目を回答して、国に提出します。

僕も学生の頃に選ばれて回答した記憶があります。

色々な健康の調査の項目があるのですが、その中に歯の健康という項目があります。

今回はその結果についてお伝えしたいと思います。

下の図をご覧ください。

この図は年齢別の「歯が20本以上ある人の割合」と「何でもかんで食べることができる」と答えた人の関係を表しています。

60歳くらいから「歯が20本以上ある人の割合」は減少し、それに伴って「何でもかんで食べることのできると答えた人の割合」も減少しています。

歯の本数が少なくなると、

お肉やスルメなど噛みきれない、食べれない食べ物ができてしまう。

細かく刻んだり、すりつぶしたりと、形を変えないと食べれなくなる。

ことが考えられます。そして、

自分の好きなものが食べれなくなると、楽しみが減り生活の質が下がる。

栄養が偏り、全身の健康に影響が出ることが考えられます。

歯を失うことを防ぐためにも、

歯科医院で定期的にメインテナンスを受ける。

国家資格を持つ歯科衛生士から歯のケアのアドバイスを受けて実践する。

ことが選択できます。

また、歯を失っている部位があったり、弱っている歯があっても早めに受診できれば、

歯科治療により「食べれる」よう機能回復ができる可能性があると考えます。

〜私たちが受けたい歯科医療をそのまま患者さんへ提案します〜