島の歯医者 川口悟史の歯の話『たばこと歯周病の関係』

こんにちは😀

島の歯医者の川口です。

今回のブログは喫煙についてお話しします。

たばこは体の健康に良くないことを多くの人が知っていると思います。

たばこは体だけでは無く、お口の中にも多くの影響があり、特に歯周病のリスクが高くなることをご存知ですか?

黒ずんだ硬い歯ぐき、歯の着色、口が乾いた状態…

これらは喫煙されている方のお口の中の特徴です。

そして詳しく調べていくと、予想以上に歯周病が進行していることに驚きます。

喫煙をする事で、お口の中の血行が悪くなります。

免疫力が上手く働かなくなるため、お口の中の抵抗力が下がり

さらに、歯周組織の破壊が進行します。

喫煙者のお口の中のは見た目の炎症が抑えられているので、歯ぐきの腫れなどの症状が出にくいため、気づかずに歯周病が進行してしまうことがあります。

喫煙の影響ですが、

1日10本以上の喫煙をされる方は歯周病になるリスクが5倍になると言われています。

実際の治療でも、喫煙されている方はしていない方に比べて、治療の効果が出にくいことを実感します。

しかし禁煙をすることによって、歯周病への危険性やリスクが下がることが報告されています。

歯周病をよくしたいと思われている方は禁煙するチャンスです。

禁煙でお口の中の健康を早く取り戻して欲しいと願います。

〜私たちが受けたい医療をそのまま患者さんに提案します〜