島の歯医者 川口悟史の歯の話『唾液のチカラ②』
こんにちは 😄
島の歯医者の川口です。
12月に入りましたが、今年は暖かく感じますね☀️
今週から冷え込むという予報が出ていたので、体調管理に気をつけられて下さい。
週末に、新しく田平にオープンされたカレー専門店
「BONDS」ボンズさんに行ってきました。
場所は平戸瀬戸市場の目の前、バスの待合所の隣にあります。
本格的なスパイスを使ったカレーが食べれると聞いていました。
ルウの上に乗っているのは平戸産の野菜です🍛🍴
卵だけをトッピングしました!
スパイスのいい香りで食欲がそそられます。
野菜も食べ応えのある大きさで美味しかったです😋
気になられた方は行ってみて下さい!
ところで…
前回お話しした「唾液」についてですが、続きをお話ししたいと思います。
ある先生は唾液を例えるなら空気のようなものだと言われていました。
唾液が満足にでている時は気にもなりませんが、唾液が出なくなりお口が乾燥すると、
色々なことが問題になってくるということです。
無くなって初めて、そのありがたさに気づきます。
唾液の働きには‥
酸性に傾いたお口の中を中和する(緩衝作用)
食事や細菌の出す酸よってお口の中が酸性に傾き、歯が溶ける(脱灰)が起きやすくなるのを唾液が中和し防ぎます。
お口の中の菌を抑制する(抗菌作用)
唾液の中に含まれる抗菌物質によって細菌を弱める力があります。
お口の中を洗い流す(浄化作用)
食物や酸などを洗い流します。
お口の中を保護する(保護作用)
ムチンというネバネバした物質の効果によって粘膜を保護します。
食べ物の消化を助ける(消化作用)
アミラーゼという消化酵素が食べ物の分解を助けて消化しやすくします。
歯の再石灰化を促す(再石灰化作用)
唾液中に溶けているカルシウムなどのイオンが、歯の脱灰した所に戻り歯の表面が再結晶化することを促します。
さらに、
食べ物を飲み込みやすくする、食べ物の味を感じやすくする。
などの効果もあります。
唾液って色々な効果があるんですね。
今回はこのへんで失礼します。
〜私たちが受けたい治療をそのまま患者さんに提案します〜