金利がある世界
固定金利の期限が、ちょうど来月末なので、メインバンクの担当者と先日打ち合わせがありました。予想通りの金利アップでの打診。それで進めて下さいと伝えていた。
昨日夕方の充実診療時間にクリニックに電話が入る。普段は携帯のSMSで事前に連絡があるので、緊急を要するのだろう。
診療を中断して電話に出ると、「想定していた金利よりも上がります。◯%です。すみません」と。今日は日銀の会合がある。全国の地方銀行に12月は0.25%の引き上げをする予定と内々で知らせたのかな。
担当者には、「金利がある世界が正常なので◯◯さんは、悪くないので謝らないで下さい。経営者として頑張ります。」と伝えた。
帝国データバンクのアンケートに毎月答えている見返りとして、大型倒産があると速報でメールが届く。最近、頻繁に数十億規模の倒産のニュースが相次いでいる。表に出ない中小の倒産件数も、間違いなく増えているだろう。
低金利の恩恵で生き残れた企業が、どんどん淘汰される時代が来た。経営者としての資質が問われる時代の到来だ。ここで生き残り成長できたら本物だ。ワクワクする僕は変態かもしれない。
今日からアメリカのサンディエゴで開催される米国歯周病学会に参加します。僕の今年の海外渡航時期は、必ず円安に振れる法則は健在です。ただ、日銀が正常化に向けて動きだしているので、そろそろ140円台に戻そうという動きになると僕は思います。
さて最終のパッキングに入ります。本日も皆さまと共に、良い一日でありますように。
写真は、ある日の生月(いきつき)島の朝焼けです。