手術用顕微鏡マイクロスコープ下で、割れた歯の根っこを抜いた直後にインプラントを埋入しました…
こんばんは。
本日の午後は、手術用顕微鏡マイクロスコープ下で、割れた歯の根っこを抜いた直後に、人工の歯根であるインプラント埋入を行いました。
まずは割れた歯の根っこの周囲を出来る限り傷つけないように、ゆっくりと割れた歯を抜歯。
次に根っこの周りの悪くなった組織を、マイクロスコープの倍率を上げて、丁寧に取り除き準備。
そして、術前にCT上で精査して、人工歯根インプラントが安定する骨の位置に、ドリルをしてシミュレーション通りにインプラントを埋入する事が出来ました。
術前、緊張しておられたNさん。
無事に終わり、ホッとされたお顔をされていました。
Nさん、お疲れ様でた。あとは腫れや痛みが少なく、無事に定着してくれる事を祈るのみです。
マイクロスコープの利点は、術中に自在に倍率を変える事が出来る事です。
拡大鏡であるルーペだと倍率を変える場合、メガネをかけ替えなきゃいけないのですが、マイクロスコープではその必要がありません。
また、山梨の秋山先生の技術を用いると、姿勢を崩さずに楽な姿勢で診療が出来ます。
腰痛持ちの僕にとって、間違いなく歯科医師人生が伸びました。
秋山先生と出会え、本当に僕は運が良いと思います。
またカリーナシステム社のDVP2という動画編集プレゼンテーションシステムを導入しているので、術中全てを、術者目線で全て動画で残せています。
手術記録になるだけでなく、直後に患者さんに説明が出来ます。
また、今後、学びたいと思われる若い先生の教育にも使えると考えています。
それもクラウド上にアップ出来るようになれば、世界各地からアクセスして、術者目線の治療が学べるようになります。
そんな夢も膨らみ、日々超充実診療なのですが、毎日、全ての臨床に、手術用顕微鏡マイクロスコープが使えて、楽しくて仕方ないです。
明後日、仙台の東北大学歯学部の6年生に講義させて頂く時は、45歳中年歯科医師が、どの様に歯科臨床を楽しんでいるか限られた時間ですが、お伝えします。
またチラッと告知していた、開業前や医院継承前の先生方向けのセミナーが、早くもあと1枠となりました。
何人かの先生から問い合わせがあり検討しますと連絡を受けています。
先着順とさせて頂いておりますので、ブログに書けない様々な事を知りたいと思われた先生はお早めにご連絡頂けると幸いです。
もちろん、まだ連絡なく、直ぐに申し込むので!という熱い先生も大歓迎です。
金曜日からの3連続講演に備えて、今宵は早く寝ます。
明日も皆さまと共に、良い一日でありますように!
この写真の手術の動画が全て記録に残せているので、凄い時代がやってきました。