治療が終わってからが大切です。沢山の写真やレントゲンを撮影させて頂く理由…
「なんで、そんなに写真やレントゲンを撮らなきゃいかんの?
今まで行った歯医者じゃ、そんな事されんやったよ?」
初めて来院される患者さんから、言われる事があります。
沢山の撮影をさせて頂く理由として、
・治療前の状態が、どういう状態か詳しく診査するため
・治療後も最初がどんな状態だったか忘れないようにするため
・歯科医師、歯科衛生士として治療経過を観察させて頂くため
・治療経過を観察する事で、今後の歯科界の教育に貢献するため
…etc
このような理由があります。
人間、
喉元過ぎれば熱さを忘れる
治療当初、噛めない、痛い、見た目が悪い、取り外しの入れ歯が気持ち悪い…etc、様々な理由で治療に入ったのに、治療が終わり、何事もなかったように、食事が出来るようになると、最初の状態を忘れてしまいます。
そうならないように、治療の途中でも、歯科医師の僕ら、歯科衛生士達、そして司令塔の受付から、治療が終わってからの予防が大切ですよと伝えているのですが、
治療が終わったら歯医者は終わり!
と悪しき習慣から抜けられず、結局数年後、時間、費用をかけて治療した歯が悪くなって来院される方もおられます。
本当に残念で仕方ありません。
そんな中、開業時から通院され、治療が終わった後、定期的に3ヶ月に一度、自費の予防会員で通って下さる方もおられます。
来られた時に、
「歯は上等やけど、身体がついていかんよ。」
なんて話ながら来院して下さるJさん。
そんな時に伝えるのが、
「周りの同年の皆さんを見て下さい。
食事の時に、モグモグ苦労して食事されている方おられるでしょう?
でも、Jさんは、なんでもバリバリ食べれています。
今後歳を重ねると、身体の健康にも差が出てきますよ。」
と。今後も、しっかり定期的に診せて頂き、歯科衛生士と共に、Jさんの健康に寄与していけたらと思います。
本日も皆様と共に、良い一日でありますように❗️
〜私達が受けたい歯科医療を、そのまま患者さんに提案します〜