手術用顕微鏡マイクロスコープを応用した『歯ぐき下がり蘇り治療』

歯科医師になりたての約20年前に、アメリカで有名な歯周病専門医の先生のコースを受講した事があります。

豚の頭を用いた実習も行いました。

しかし実際の患者さんの上アゴから組織を切り取るのは、自分自身が患者さんの立場だと嫌だなと思い、結局やらずにそのままでした。

 

約10年前、当院の歯科衛生士が矯正治療後に歯ぐきが下がり、主治医の矯正専門医の先生の強い勧めで、福岡のある専門医の先生の手術を受ける事になりました。

僕も他の歯科衛生士と共に見学させて頂いたのですが20年前と何も変わらない方法で、大きく上アゴの組織が切り取られる方法でした。

術後、長崎に帰ってくる途中で大出血を起こし、もう一人の衛生士が車の中で上アゴを抑えながらクリニックに戻り、1時間かけて止血しました。術後痛みが続き、知覚麻痺も生じました。

身近に経験した事で、更に僕はやらないと思っていました。

 

ところが2014年4月に福岡で参加した学会で考えが変わりました。

山梨の秋山先生との出会いでした。手術用顕微鏡マイクロスコープを用いて、驚くほど低侵襲で歯周病治療をされていました。

上アゴからの組織採取も痛くないんです。

僕自身、長崎の西の端で行いたいと思い秋山先生の研修コースに参加を始めました。

実は、これが茨の道の始まりでした。参加すればする程、秋山先生の治療は雲の上に見えました。

それでも先にコースを卒業された先生達が実践されているのを見て、必死についていきました。

コロナ渦で途中中断がありましたが7年通い、ようやく当院でもご提案出来るようになりました。

 

【歯ぐき下がり、知覚過敏でお困りの方】

まずはメッセージでご相談下さい。

保険適応の治療ではない自由診療になるので、その点はご了承下さい。

関東や名古屋方面にお住まいの方は、共に勉強を続けている臨床応用顕微鏡歯科学会の仲間の先生をご紹介します。

 

【同業の歯科医師の先生でお困りの方】

僕自身がまだ始めたばかりの治療なのでお役に立てるかわかりませんが、まずはご相談下さい。

僕で治療が難しいと判断した場合は、治療可能な先生をご紹介します。

 

【何歳になっても歯科医師人生を楽しみたいと思う若い先生へ】

僕の情熱を分けます。

僕と同じように大学や大学院を奨学金で過ごし、開業が遠い存在に思えている若い先生を特に応援します。

ただ当院が僻地にあるため、車で当院まで来れる先生に限ります。

来れる時に、歯科臨床の取り組み方、歯科医院経営全般、お金がなくても開業が出来る方法、マイクロスコープの基礎をお伝えし秋山先生の研修会や臨床応用顕微鏡歯科学会をご紹介します。

共に学びましょう。

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