総義歯(入れ歯)は、奥が深い。噛み合わせが、蘇る…
11月10日、12日の二日間、お江戸で講演。
先日の19日は福岡で講演。
無事に終わりました。
19日の日曜日は、僕の歯科医師としての基礎を築いて下さってくれた恩師 山道信之先生が主宰される、
生体主導型歯科臨床研究会(BDRg)
での3時間の講演。
恩師の前で、症例などをお見せするのも初めてで、非常に緊張しました。
終わった後、山道先生をはじめ、参加して下さった先生方から良かったとお声かけを頂き、安堵です。
皆さま、ありがとうございました。
今年のアウトプットは、後1つ。
12月9−10日(土日)に東京で開催される、山梨の秋山先生が会長をされる、
第二回 臨床応用顕微鏡歯科学会
です。
僕は、今回初めて発表させて頂きます。
スペシャリストコースは、まだ始まったばかりなので、他の若い発表者の先生方と比較して、まだまだの内容ですが、今取り組めている事をまとめて、発表します。
これまた、トップバッターなので、緊張です。頑張ります!
講演がひと段落して、日常臨床に戻ると、総義歯(入れ歯)の装着や試適が続いております。
総義歯は、奥が深く、お口の中の3次元的空間を素晴らしい技工士さんと共に分析してから作製していく、完全オーダーメイドの作品です。
最近は、昔の義歯が噛み合わせが低い方が多いので、噛み合わせを本来の位置に戻してあげて作製する事が多いのですが、これがまた難しいんです。
ゴシックアーチという作製の途中段階で顎の動きを確認したり、試適といって、最終前にバランスを確認するのですが、急に顎の位置が変わる事があります。
昨日から3名の方が連続で、顎の位置が動きました。
続く時は続くものです。
僕の診断技術がまだまだという事。
これからも日々精進です。
明日は、久しぶりの休息日。
生月で、ゆっくり過ごします。
明日も皆さまと共に、良い一日でありますように!
写真は、先日の精密印象後のものです。
技工士の田中昌弘先生に、ちょっと印象材の厚みを薄くした方が良いと指摘され、注意して採りました。
自分一人だと気づかない点を指摘頂き、有り難いです。
どのステップも気が抜けません。