島の歯医者川口悟史の歯の話『骨粗しょう症の薬、おおごとにならないために』
こんにちは😄
島の歯医者の川口です。
最近暖かい日が続いてますね。☀️
生月では田植えの時期を迎えています。
患者さんんからも田んぼが忙しかという声をよく聞きます。🌾
ところで、骨粗鬆症の薬を飲んでいる、注射している方に最近よくお会いします。
骨粗しょう症治療薬の一つのビスホスホネート系薬剤には、骨折を予防する効果がある一方、お口の中と関連する副作用があります。
それは、薬の治療中にお口の不衛生が続いたり、抜歯などの条件が重なった時に、あごの骨に炎症が生じて、さらに壊死する顎骨壊死(がっこつえし)が起きることがあります。
大学病院にいた頃、顎骨壊死によって「あごの痛みが続いて治らない」、「あごの下に穴があいて膿が出てきた」
と訴えられる患者さんを診てきました。
顎骨壊死は起こる可能性は低いですが、起きてしまうと有効な治療法が少ないのも事実です。
そのためにも、起こさないために予防することが大事です。
お口の中を清潔に保つ
薬を飲み始める前に治療を終えて、定期的に歯科医院でメインテナンスを受ける
ことが出来ることだと考えます。
飲まれているお薬や全身のお身体のことで気になることがありましたら、いつでもご相談下さい。