『一般開業医が手元に置いておきたい口腔外科の本』

左の写真は学生時代から使ってきた「口腔外科の臨床」です。

日々の臨床で何か変だなと思ったときは、取り出してきて確認していました。
それに代わる一昨年、昨年と開業医必須⁉️の本が出版されているので紹介です。

一冊目は写真右上の「常在菌との共存を考慮したGPとDHのための口腔粘膜疾患の診断・治療・管理」です。
福岡県福津市でご開業されている山城崇裕先生が書かれています。
山城先生の凄いのはイラストも本人が描いていること。ご存知の方がいると思いますが、LINEのスタンプも作成されています。写真、イラストが豊富で本当に見やすいし理解しやすいです。
開業医なのに、参考論文の数も凄いです。同じ開業医として尊敬の一言。

手元に置いて安心の一冊です。

写真右下の二冊目は「病気をもった高齢者が歯科に来院されたときに読む本」です。

福岡県八女市の総合病院で歯科口腔外科医長をされている松村香織先生が書かれています。高齢社会の日本において、歯科に来院される方も様々な疾患を持たれている方が増えています。総合病院で常に医師と連携を取られている松村先生だから書けるポイントが満載です。こちらも分かりやすい文章が、可愛らしいイラストと共に読めるのでお薦めの一冊です。

2023年1月現在、この2冊が手元にあると開業医は、日々安心して診療ができます。

1医院に1冊と言わずスタッフと共有されるなら数冊あってもいいかも?

クイント 口腔粘膜疾患 全身疾患