『歯科衛生士と共に日本の歯科界を本気で良くしようと思うなら』Facebookで驚くほど「いいね」を頂いた長文です.

生月 歯医者 歯科衛生士 佐世保 長崎 平戸 佐々 江迎 松浦l先日、何気にFBに投稿したら、驚くほど「いいね」を頂いた長文です。

FBだとアーカイブとして残らないので、僕の記憶にも留めるために、ブログにも残しておきます。

以下、FBに投稿した文章です。

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西の端の隠れキリシタンで有名な島で開院して16年になる隠れ歯科医師の戯言です。

私見なので、参考にせず反面教師で良いです。

 

ただFACTとして、こんな島でも診療室が4つで、歯科衛生士6名雇用出来ています。

当院での衛生士業務に仕事のやり甲斐を感じてくれ、片道1時間半弱かけて通勤してくれる衛生士もいます。

他の衛生士達も片道1時間近くかけて通勤してくれています。

 

開院して今年で16年になりますが、オープニング歯科衛生士は、子供3人いて、産休育休を経て、今でも一緒に働いてくれています。

こんな事書くと、また歯科界から煙たがられますが、最近、表に出ている事と現実が、あまりにも違いすぎ酷いと思うので書きます。

理由は、これ以上、歯科衛生士の離職率を高めたくないからです。

 

僕は答えは、シンプルなところにしかないと思っています。

歯科衛生士と共に本気で日本の歯科界を良くしたいと思うなら、まずは

歯科衛生士の皆さんに教育の投資

をする事。

 

歯科衛生士を育てると言っている歯科医師が、実は勉強という名の元に薄給で雇い、真面目な歯科衛生士ほど疲れ果て、業界を去っている事実を知っている。医院の研修会を勉強のためといってボランティアで手伝って、時給に直したらいくらなん?なんて聞きたくなります。

公共の場なので実名は控える。

 

逆もしかりで、歯科衛生士の中には

『仕事=お金を稼ぐ手段』

『自分を磨く手段』

と勘違いしている人がいる。

 

仕事というのは

『他者への貢献』

で、自分にとらわれて

『世のため、人のため』

を忘れて、育ててもらった恩を忘れ医院を次々と変えたり、フリーランスになったりする。

だから、いつになっても幸せは来ない。

 

教育の投資と共に大切なのが、

本気で待遇を良くする事

と僕は思う。

僕みたいな大学&大学院を奨学金とアルバイトで乗り切り、開業時は自己資金どころかマイナス800万。

そこから、逆転を狙い努力を続けている。コロナのおかげで、借金は○億円に膨れ上がったが、銀行がそれだけ貸してくれるという事は16年気張ったおかげで、信用を勝ち取れたという事。

 

僕一人では勝ち取れなかったので、日々支えてくれているスタッフ、各業者の皆様、家族に感謝です。

数年前は出来ていなかったが、今は様々な細かい何とか手当を撤廃し、全て基本給にした。

 

年休も患者さんにご迷惑をかけなければ、基本どんどん取ってもらっている。学びたいと思う歯科衛生士には、ドンドン投資している。

雇用している歯科衛生士の年収の何倍もする数千万の高級車を乗り回すボンボン歯科医師には、僕のこの投稿は理解不能と思う。

彼らからすると、僕はお金はないかもしれないが、生きるための知恵と人脈がある。そして、歯科医師としての職人の腕もそこそこある。

 

風の時代がきて、自分が思っている事を好き放題話しても良いのかな❓と最近思う。

あ、この投稿で同業者のフォローワーは確実に減ると思うが、土井英司さん提唱のエグゼクティブダイエットをやっている身としては、良いのかも。

 

最後まで付き合って下さった皆様、僕も嘘つきかもしれないので信用しないで下さい。

目立っている先生達の裏知ると怖いですよ。

SNSでは、絶対に書けない内容です。僕が書くと、その先生方の本業以外で稼いでいるセミナーが何個も潰れちゃうかも…

というか歯科医師としての実務よりもB to Bで生活されている先生もいるかも…

 

本日も皆様と共に良い一日で、ありますように😁