島の歯医者 川口悟史の歯の話『歯が溶ける原因とは?』

こんにちは、島の歯医者の川口です。

先日の台風では、生月は強い風が吹いておりました。

これからも被害が少なくてすむよう祈ります。

 

台風の過ぎた今日は暖かく、すっきりとした空でした。🌟

先週雨が降ったので生月の西側へ行ってきました。

何故かと言いますと、

「生月に雨が降った直後にだけ出現する滝がある!?」

とお聞きしたので、探しに行って参りました。

場所は生月大橋から島の西側へ向かい、鷹ノ巣トンネルを超えた辺りにあります。

この辺りは自然がそのまま残っていて、車のCM撮影によく使われる所です。🎥

皆さんもテレビで見たことがあるかもしれません🚙

一つ目の小さい橋から見て、振り返ると山の崖辺りに⛰

何かがあります👀

よく見てみると、

ありました‼️

滝までとは言えませんが、水の落ちるところを見つけました❗️

条件が合うと滝になるそうなので、

またチャンスを見つけて、行って見たいと思います👀

 

ところで‥

飲み会の席で質問があった、「なんで虫歯ができるのか」をテーマにしてブログを書いています。

虫歯について正しい知識があれば、インターネットにある様々な情報に振り回わされず

対応や予防法など見えてくると思いブログを更新していきます。

前回お話しした内容の続きですが、

蝕(うしょく)になりやすい環境が続いた結果、歯に穴が空くこと

歯は酸性の環境によって溶ける事を「脱灰」(だっかい)といい、

お口の中の環境が中性に戻り、歯の表面の構造が再び戻ることを「再

石灰化」(さいせっかいか)

と呼ぶことをお話しさせて頂きました。

 

今回はお口の中が酸性になる原因についてお話しさせてください。

「脱灰」が起きる原因は大きく分けて2種類あります。

酸性の食べ物、飲み物を摂取し、日常的に続く時

お口の中に存在する、酸を出す細菌によるもの

の2つです。

 

①は酸蝕症(さんしょくしょう)と呼ばれ

酸性の強い食べ物(柑橘系の果物)や飲み物(ジュース、スポーツ飲料)逆流性食道炎による胃酸よって、歯が溶け続けると起こります。

特徴として歯の表側の面や奥歯の噛み合わせる尖っているところがくぼんできます。

 

ただ酸蝕を恐れて、酸性の食べ物を避ける必要はなく、習慣的に続けて摂取すると、その時は起こる可能性があるので、注意が必要です。

後ほど対策などブログでまとめてお話しさせてください。

 

②お口の中に存在する、酸を出す細菌によるもの

いわゆるお口の中にいる虫歯菌が酸を出し、歯を溶かします。

細菌は目に見えませんが‥

皆さんはお口の中に何種類くらいの菌がいると思いますか?

実は約700種類と言われています!!

そして体の中でも菌の数が多いのが、お口の中です❗️

いつもその場所に住んでいるものを常在菌と呼び、その沢山の菌の中の一つが虫歯菌(う蝕原性細菌)です。

虫歯菌の特徴として、酸を出し、酸に耐えれる特徴があります。

なので、お口の中が酸性になるのは虫歯菌にとっては、とっても居心地が良い環境になるわけです。

今回はこの辺で。

 

次回は虫歯菌の好物〇〇についてお話させて下さい。

〜私たちが受けたい歯科治療をそのまま提案します〜