日本で起こる相次ぐ、品質不正… 労働者不足… 他人事ではない現実…

今日開催されるCTT(参照:只今、英語文献と…)に参加するため、

昨夜より、お江戸にいる。

 

精読が出来ていないので、夜はホテル近くで、さっと食べて、英語文献の読み込みに入る予定だった。

お江戸入りする前から目星をつけていたある小さいお店に、チェックイン前に向かった。

角を曲がり、お店の方をみると、6組前後の列が。

6組前後なら、30分も待てば、入れると予想し、待つ事にした。

 

待っていると気づいた。

1組を除いて、韓国や中国の人達が多い事を。

そういえば、口コミに、外国からのお客さんが多いと書いてあったな。

 

寒空の下、30分以上待っても、お客さんは出てくるのに、

なかなか中に通さないのを目の当たりにし、嫌な予感が走った。

もしかして…

 

結局、中に入ったのは、20時過ぎ。

食事のために、1時間以上待ったのは、人生で初めてかもしれない。

次回からは、飛行機に乗る前から、食べる物を決めるべきではないと学んだ。

 

通されて、嫌な予感が当たった。

店の規模や回転率からすると、明らかに店員の数が少ない。

実際、僕が通されても、片付けがすんでいないテーブルが、40%近くあった。

 

店員は、厨房が1人。

接客が2人。

そのうち1人は、慣れない外国籍の方。

 

接客の一人が、一生懸命に、動かれていた。

どんなに忙しくても、きちんとせねばという思いが強いのか、

呼ばれる間に戻ってきては、客が出て行った後のテーブルの片付けを繰り返しされていた。

 

席についたら、料理は直ぐに出てきた。

評価通りに、確かに美味しかったが、今度来る時は、外に並んでいない時にしか、

食べないだろうな。

 

そのお店、接客する人がいない事から、営業損失が、かなり起こっていた。

もし、あと1人いたら、回転率1.5倍は確実だろう。

しかし、人件費の負担が増えるので、どうするか。

 

人件費の負担を売上に乗せるには、価格の値上げも考えなきゃいけない。

しかし、高価格になると、客足が鈍るという事も出てくる。

経営者としては、この読みが、本当に難しい。

 

また、人を雇うにしても、誰でもとはならない。

時間や約束を守れない人がいると、

真面目に仕事をする人間がフォローをしなきゃいけなくなる。

 

現在、日本を代表する企業で、次から次に不正が起こっている。

その根底にあるのは、仕事に対する向き合い方にあると思う。

 
例えば、掃除しといてと伝えた時に、

A 隅々まで、ピカピカにする人

B 見えるところだけ綺麗にして、隅には埃が残っている人

C あ、忘れていましたと掃除さえしない人

が出てくる。

 

経営者としては、もちろんAを求めるのだが、このAの人財が、日本では、

どんどんいなくなってきていると僕は思う。

Cは、もちろん論外なのだが、大多数をしめるBの人達を、

どうやったらAに成長させられるのかが、経営者、リーダーに求められている。

 

僕は、団塊の世代と言われたハードワークをこなしてきた人達の背中をみてきた。

仕事とはを学ばせてもらった。

ところが、日本のバブル時代の経験がなく、落ち続ける日本に生きる若い世代には、

背中を見せると、なんで、そんなキツイことしなきゃいけないかなど言われてしまう。

 

また、国の政策に『働き方改革』なんて出ているから、問題は根が深い。

働き方の前に『働く意識改革』が先だろう。

仕事も出来ないのに、高い給料ばかり要求されても、会社は衰退するしかなくなる。

 

そんな、こんな徒然に、眠気覚ましに書いてみましたが、そろそろ英語文献に戻ります。

本日も皆さまと共に、良い一日でありますように❗️

 

これを食べるために、1時間以上並びました…

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