この写真の歯科衛生士は卒後何年目?歯科用手術用顕微鏡(マイクロスコープ)を使ってメインテナンス
生月(いきつき)島にも、インフルエンザが流行しはじめました。
小学生が学年によっては半数近くが罹っているようで、先週末から、当院でもキャンセルのご連絡を頂いております。
僕は今年の3月に息子からうつされたので大丈夫だ!なんて油断はせずに、スタッフと共に、手洗い、うがい、しっかりとした睡眠を心がけたいと思います。
さて、問題です。
この写真の歯科用手術用顕微鏡(マイクロスコープ)を使ってメインテナンスを行なっている歯科衛生士は、卒後何年目でしょうか?
正解は、
3年目
です。
今春、歯科用手術用顕微鏡(マイクロスコープ、ピコモラ)とDVP2(動画録画プレゼンテーションシステム)を、歯科衛生士専用の部屋にも導入したので、当院の4部屋全てで、マイクロスコープを使った治療やメインテナンスが実施できるようになりました。
ただ、マイクロスコープを持っているだけではダメと考え、日々トレーニングを積んでおります。
それは、歯科医師の僕だけでなく、歯科衛生士達もです。
山梨の秋山先生が主催されるMATIというインスティテュートに通っています。
秋山先生は自身の宣伝を嫌うため一般的に知られていませんが、世界的に活躍している先生です。
2011年には医療用顕微鏡や、レンズで有名なドイツの国家的な企業であるカールツァイス本社にてカールツァイスの役員に対して日本人として初めて講演を行っています。
翌年には、ネパールの歯科会の国の代表に直接たのまれて、一週間ネパールの歯科大の教授、開業医、歯科大の学生に講義を一人でボランティアとして国際貢献されています。
2014年には、アメリカの名門大学の1つであるニューヨークのコロンビア大学でも講演しています。
アメリカ、ブラジル、ドイツでの講演も多数行われており、
日本が世界に誇れる歯科医師なんです!
そんな訳で、当院の歯科衛生士達のマイクロスコープの師匠は秋山先生です。
僕ではないんです。
以前も書いた事があるのですが、僕の歯科医師としての礎を築いて下さった恩師、山道先生から、
その道のトップから直接習え!
と教えて頂きました。
それを実践してきて、今があります。
この写真の3年目の衛生士のIは、先日、コントロールコースという二日間の研修に参加してきたばかりです。
そのため、先に同じ研修会に参加した僕や、先輩歯科衛生士達よりも、
マイクロスコープの位置付けが上手いんです!
秋山先生に習ったばかりで、変な癖がついてないんです。
そんな訳で、時間がある時に、僕や先輩衛生士は、コソッと後ろから覗いて、復習をさせてもらっています。
今後も皆で、成長し続けるクリニックでありたいと思います。
明日は、僕が福岡で開催される矯正治療のセミナーに参加のため休診にさせて頂いております。
また、土日は、京都で開催されるロジカルプランニングセミナーという研修会に参加させて頂くため、これまた休診です。
年の瀬に休診が多くなり、通院中の皆様には大変ご迷惑をおかけします。
明日も皆様と共に、良い一日でありますように!