若い歯学生や歯科医師に知って欲しい. 手術用顕微鏡マイクロスコープで世界をリードする先生が日本にいる事を.

2013年の秋、手術用顕微鏡マイクロスコープを導入したものの、全く臨床に応用出来なかった。

術後のちょっとした確認等に使用するだけで、クリニックのオブジュェと化していた。

妻からは、そんな高い使えない物購入してバカじゃないと罵倒された。

そんな中、宮崎の岡先生に「先生に合うかも?」と紹介して頂いた先生が、山梨の秋山先生だ。

 

すぐに、MATIという秋山先生が主宰されるコースに申し込みさせて頂いた。

そして2014年の4月に、福岡で初めて秋山先生の講演を聞く機会があった。

驚愕の臨床に、正直、身が震えた。

こんな先生が日本にいたんだと。

 

講演後、挨拶をさせて頂き、その約2ヶ月後の6月、プリンパルコースに参加した。

わずか2日間で、ミラーテクッニク、秋山先生が開発されたマイクロエンドスコーピックテクニック秋山メソッドの基礎をしっかり学ぶ事ができ、帰った翌日から、マイクロスコープがすごく身近になった。

 

それからコントロールコースに参加すると、これまた、わずか2日で、どのようにポジショニングするかの基礎を学ぶ事ができた。

このトータル4日で、通常だったら、何年もかかって習得しなければいけない技術を学ぶ事ができる。

これは、歯科医師の僕だけではなく、歯科衛生士も一緒に学ばせねばと、山梨まで行ける衛生士達の申し込みをした。

 

そして、現在、当院の4部屋全てに、手術用顕微鏡マイクロスコープとカリーナシステムという動画プレゼンテーションシステムを導入した。

設備投資費、研修費、交通費、休業時の見込み売上などを考えると、正直、もう1件歯科医院が開業出来るぐらいの投資をしている。

しかし、この投資は、将来、何倍にも返ってくると確信している。

それは、世界でも類を見ない臨床を、この西の端でも行えるようになるからだ。

 

なぜ、そのような確信を得れるかというと、秋山先生のお弟子さんの僕よりも若い先生達が驚愕の臨床をされているからだ。

疑問に思っている方は、来年2019年の12月8日の日曜日は、予定を空けておいて、名古屋に行くと解る。

今は、まだ無名でも実は、世界をリードする若い臨床医達が、日本にいるという事を知る機会になる。

 

そんな秋山先生は、次世代の歯科医療に対する研究もされている。

その一部が公開されたので、興味がある学生の皆様や若い先生は、見て欲しい。

ITが、歯科の領域にも、どんどん入ってくる未来は近い。

 

本日も皆様と共に、良い一日でありますように。