島の歯医者 川口悟史の歯の話『身近な存在バイオフィルム』をご存知ですか?
こんばんは。
島の歯医者の川口です。
今週は突然雷が鳴ったり、雨が降ったりと春の嵐ですね。
土曜日より歯科衛生士の岡本が研修会参加のため東京出張でした。
岡本は研修会での発表があるので、この1ヶ月間準備をしていました。
準備期間の時に一緒に学ぶ機会があったので、僕も勉強になりました。
調べた内容の一つが「バイオフィルム」でした。
バイオフィルムとは簡単に言うと、‘固体の周りに出来る「菌のすみか」’です。
身近なものでは、台所の排水溝やお風呂場のヌメリがそうです。
お口の中では、歯の周りに菌のすみかが作られることで、虫歯や歯周病の原因になります。
そして、そのすみかの中には色々な菌がいて、菌の出すバリアで守られています。
この菌が身を守るバリアが厄介で、薬剤から耐える力があります。
そのため、飲み薬や塗り薬だけで治そうとするのには限界があります。
毎日の歯磨きや歯科医院でのメインテナンスで「菌のすみか」を壊してあげることが、
虫歯•歯周病の予防に繋がります。
〜私たちが受けたい歯科治療をそのまま患者さんに提案します〜