西の端の小さな歯科医院, ロックダウン(封鎖)に備え, 反転の好機を伺う.

生月 歯医者 コロナ ロックダウン 経営

朝起きてニュースをチェックすると、日々状況が変わっている。

今朝は、トランプさんが、英国やアイルランドからの入国も拒否すると宣言した。

イタリアに続き、フランスでも、全国のレストラン、バー、映画館などの営業を禁止した。

世界各地で、ロックダウンが始まった。

特措改正法案が成立した日本も、早ければ今週、遅くとも3月中には、同じような状況になると僕は考えている。

 

前回のブログでも書いたが、こんな時はキャッシュをいくら持っているかがキーになる。

封鎖され収入がなくなっても、どれだけ持ち堪えられるかだ。

普段からBSやPLを意識して経営していれば、銀行から信用を得ているので、こういう危機の時、しっかり支えてくれる。

実際、先週のうちに優秀な担当者がいるメインバンクが迅速に動いてくれ、今月中にキャッシュを緊急で増やせる。

一緒に働いてくれるスタッフに朝礼で、キャッシュの目処がついたので、どんな状況になっても倒産はせず雇用を守ると宣言した。

 

ところが、医師は特権階級と勘違いされ、院長報酬や理事報酬が赤字でも高いままで維持されてきた医院は、こんな時は危機に晒される。

何年経営していても、利益を残してこなかったら、会計が判る人が見れば一目瞭然で、BSが悪すぎる。

今回、銀行自体もどうなるか解らない状況で、未来を創る経営をしてこなかった企業は助けてもらえない。

 

中小企業だけでなく、個人も一緒。

働き方改革で、仕事が出来なくても給与が異常に高騰しているし、休みも増えた。

ニュースにもなっているが、早速、内定取り消しが出ているらしい。

育ててもらった会社から離れ、フリーとなった人達も、どんなに仕事が出来ても、非常に厳しい現実を突きつけられるだろう。

 

人、物、金

と言われるが、順番が何故、金、物、人じゃないのか、こんな時こそ気づかされる。

金が先にくる人は、それに合う企業に勤めるだろう。

ただ金の切れ目は縁の切れ目。

景気が悪化すると、あっさり切られる。

 

西の端の小さな島で15年、人との縁を大切にし、泥臭く地道な経営を続けてきて良かったと、こんな危機の時に思う。

一昨年から昨年にかけて、大きく展開しようと考えた時期もあったが、神様が止めてくれた。

僕は本当に運が良い。

 

コロナは、必ず収束する。

その時期がいつになるかは解らない。

でも、その好機を逃さず飛躍出来るように、しっかり準備をする。

 

旅行好きの僕にとって、何処にも行けないので非常に辛い。

しかし、また行ける日が来る。

それまで、しっかり働いて、また世界各地に行きたい。

写真の様に、昼からプールサイドで、また、まったりとビールを飲みたいな…

 

本日も皆様と共に、良い一日でありますように😁