『目の前の患者さんを歯科医師として助けたい』
こんな内容を投稿する僕は、自分で言うのもなんだが、古い人間なんだろう。
目の前の来院して下さる患者さんを歯科医師として助けたい。
自分が受けたいと思う歯科医療を患者さんに提案したい。
歯科医師国家試験に合格して24年経ったが、その思いは変わらない。
先人達から教えていただいた、
・患者さんの話をきく
・検査をして診断をする
・痛みを取る
・虫歯治療をする
・歯周病治療をする
・噛み合わせを再構築する
…etc
歯科医師の仕事は、多岐にわたり、25年目になるというのに、まだまだ学ぶことが沢山ある。
2011年に小倉&下関まで通った故下川公一先生の全12日間、222時間のコースは、本当に厳しかった。
毎回宿題が出されたのだが、提出する度に怒られた。
その指摘は、全て患者さんのためだった。
挨拶がダメ、口腔内写真の撮り方がダメ、レントゲンの位置付けがダメ、そんな形成じゃ歯を壊す等々。
下川先生から教えて頂いたことは、歯科医師の礎となっている。
この歳になっても、治療結果が思わしくない時がある。
100人中1人に起こったとしても、その1%が気になって仕方ない。
昔の言葉で言うと職人気質、後輩の歯科医師達から言われているらしいガチ系だから仕方ない。
ガチ系とは、たぶん相撲でガチンコ勝負する力士から由来すると思われる。
医療行為をする僕らは、全てガチンコなのではと考えている。
十人十色で、考えの違いはあるので僕が正しいわけではない。
このご時世、SNSの発信やマーケティングがうまいと目立つ。
旨みが外から見えてるやつは、詐欺師がいるか、競合が多いので注意が必要だ。
若くて経験が浅いうちは、それらを見抜けると思う人に素直にアドバイスをもらうのが良い。
僕は西の端の地方にいるが、メンターを持ち、感度が落ちないように注意している。
写真は先日行った佐世保の白岳自然公園です。
車で、ちょっと走らせると山も海も川も湖もあるので、地方暮らしも悪くないです。
明日も皆さまと共に、良い一日です。